経済ニュースでよく聞く「債権」
漢字を見ると、難しく感じますね
そんな方のために、今回は「債権」について解説します
この記事を読む事で以下の問題が解決します
・債権について、おおまかなイメージがつかめます
・債権と利子の関係が理解できます
・利子の変動がどのようなメカニズムで起こっているのかが理解できます
債権とは、一言でいうと「借金」
誰の借金かというと、「債権」を発行している団体や組織です
これを発行体と言います
借りるという事は、当然返済する義務が発生します
これを「債務」と言います
つまり、「借金」を返す「義務」の事です
「債」には「借金」という意味があります
つまり、「借金」を返してもらう「権利」の事です
貸したお金に、利子を付けて返してもらう権利
なぜお金を貸すのかというと、増えて返ってくるのを期待するからです
つまり、利子をもらえるからです
利子がもらえなかったら、誰もお金を貸しません
つまりこれは投資なんです
投資ですから、当然リスクがあります
それは返ってこないというリスクです
もう少し正確に言うと、債権とは貸したお金に利子を付けて返してもらう「権利」の事です
有しているのが「権利」だけですので、発行体が返せない状況になったらその権利は行使されません
いろんなところが発行している
債権を発行している発行体には規模の面でレイヤーがあり、その中でも種類があります
以下にその一例を挙げます
国
地方公共団体
企業
銀行
利子はお金のレンタル料
金利の高さはリスク度合いに比例する
金利が決まるメカニズム
有名かつ、安全なのは国債
リスクフリーレート
債権の知識があると騙されにくくなる?
まとめ
- 債権とは借金のこと(貸したお金に利子を付けて返してもらう権利)
- 利子はお金のレンタル料
- 貸す相手によっては、返ってこない場合がある
- 金利の高さはリスクに比例する
- 一番安全なのは国債
今回は債権について解説しました
債権についての理解が深まったのではないでしょうか?
債権と金利はセットである、という事も理解していただけたかと思います
金利についてさらに詳しく知りたい方は、別の記事も参考にしてみて下さい
今日の一言
貧すれば鈍する